JavaScriptは、Webアプリケーションを開発している人にとって、なくてはならないプログラミング言語です。
Webアプリケーションを動作させるためのメリットが多い言語ですが、反面いくつかのデメリットも存在します。
今回はJavaScriptのメリット、デメリットについて紹介いたします。
目次
1.JavaScriptとは
JavaScriptはWeb上で動作するプログラミング言語です。似たような名称でJavaというプログラミング言語もありますが、別もののため注意が必要です。
主にWeb系のアプリケーションで利用され、端末のWebブラウザとサーバやWebアプリケーションの間のやり取りを円滑に行うことが出来ます。
現在、様々なシステムにWebアプリケーションが使われており、今後、JavaScriptは必要不可欠なプログラミング言語になります。
2.JavaScriptを使用するメリット、デメリット
JavaScriptはメリットが非常に多い言語ですが、デメリットも存在するため、それら特性を注意して利用する必要があります。
それではJavaScriptを使用することによるメリット、デメリットについて紹介いたします。
2-1.JavaScriptを使用するメリットについて
まず、なんと言っても言語がシンプルで、初心者でも扱いやすいことが言えます。システムの開発には専用のアプリケーションが必要なケースが多いですが、JavaScriptの場合、Webブラウザとテキストエディタさえあれば開発が可能です。
また、現在Webアプリケーションでは主流の言語であり、日々便利なライブラリ、フレームワークが増えています。そのため、少し前までは実現が難しく開発に多くの工数が必要だった機能も、追加されたフレームワークを利用することで大幅に費用が圧縮出来るケースもあります。
そのような将来性の高さがJavaScriptの最大の強みと言えます。
2-2.JavaScriptを使用するデメリットについて
JavaScriptは、利用するWebブラウザによって動作に若干の差が生じます。もちろん言語としての標準的な動作は決まっています。しかし、それでもWebブラウザによって差が生じることがあり、それがシステムの動作に大きく影響してしまう可能性があります。
そのため、テストを行う際に、複数のWebブラウザでの動作を確認する必要があります。
また、進化が早い言語のため、Webブラウザのバージョンによって利用出来ない記述があることもデメリットの一つです。もちろんシステム利用者側が最新のWebブラウザを利用していれば問題ありませんが、例えば1つ前のバージョンでは動作しないなどができてしまいます。
システム開発を行う際には、動作保証を行うバージョンを明らかにし、そのバージョンに合わせた記述を選択する必要があります。
3.JavaScriptって、本当に必要なの!?
現在Webアプリケーションではなくてはならない存在のJavaScriptですが、本当に必要なものでしょうか。
Webアプリケーションは、htmlとCSSさえあれば最低限の動作を実現することは出来ます。しかしhtmlとCSSではWeb画面に動きを出すような表現が出来ません。
アプリケーションは、ユーザに対しわかりやすく親切なインタフェースである必要があります。それらわかりやすい動作を行うためにはJavaScriptは必要不可欠なプログラムと言えます。
4.まとめ
JavaScriptはWebアプリケーションに動きをつけ、使いやすいシステムにすることが出来ます。それと日々、進化しており、将来性もある言語と言えます。
今後も様々な場面で利用される言語のため、ぜひ使いこなせるようになりましょう。
タグ:JavaScript デメリット メリット
カテゴリ:JavaScript プログラミング言語 [コメント:0]
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